【桜花賞】キャリア3戦組が好調 複勝率48.0%データ該当のフェスティバルヒルに期待

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牝馬三冠開幕
12日に阪神競馬場で行われる桜花賞(GⅠ)。今年の3歳牝馬戦線は有力馬の故障が相次いだなか、2歳女王スターアニスを筆頭にクイーンカップの覇者ドリームコア、フェアリーステークスの勝ち馬ブラックチャリスなど楽しみなメンバーが揃った。
ここでは過去10年データを分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。
★人気

1番人気は【1-4-1-4】複勝率60.0%と安定感はあるが、勝率は10.0%止まり。対して2番人気が【5-2-0-3】勝率50.0%、複勝率70.0%と優勢だ。
中心は3番人気以内【8-8-3-11】勝率26.7%、複勝率63.3%で揺るぎないが、4~9番人気も3着7回とヒモ荒れには注意を払いたい。
★所属

勝ち馬は東西5頭ずつで互角も、馬券内の数は栗東が優勢。ただし、率で見ると勝率から複勝率まですべて美浦所属馬がリードしている。
ここ2年は美浦所属馬の優勝が続いており、直近4年で3勝と勢いで見ても東高西低の傾向あり。栗東滞在調整も珍しくなくなった今、関西遠征を必要以上に割り引く必要はなさそうだ。
★脚質

逃げた馬の馬券絡みは2020年スマイルカナ(9番人気3着)が唯一。上がり最速馬が【4-3-1-2】勝率40.0%、複勝率80.0%と、末脚自慢が強いレースだ。
★前走クラス

前走重賞組が【9-10-9-116】で馬券内のほとんどはここから。そのうち前走連対馬が【8-7-6-61】を占め、基本的には近走が充実している馬を重視したい。
★主な前走レース

阪神JF組【3-3-0-5】のうち勝ち馬は【2-2-0-0】のオール連対。スターアニスにとってはこれ以上ない好データだ。
直近の勢いではクイーンC組【2-0-1-18】がここ4年のうちに2勝をマーク。2022年スターズオンアースと2025年エンブロイダリーの共通点は「2歳GⅠ非出走の美浦所属馬」であり、ドリームコアも同じ道を辿ることができるだろうか。
★前走馬体重

近年の桜花賞では雄大な馬格の持ち主が活躍する傾向にあり、前走の馬体重で見ても460kgから499kgのゾーンが【10-6-7-60】勝率12.0%、複勝率27.7%と優勢だ。
キャリアに注目
この他、今年の桜花賞では以下の条件を注目データとして取り上げる。

過去10年の桜花賞ではキャリア3戦の馬が【4-6-3-24】勝率10.8%、複勝率35.1%の好成績。このうち前走が重賞で3着以内に好走していた馬で絞ると【4-6-2-13】勝率16.0%、複勝率48.0%となり、今年はジッピーチューンとフェスティバルヒルの2頭が該当する。
<今年の注目馬>
フェスティバルヒル
・キャリア3戦
・前走フェアリーS勝ち
・新潟2歳Sで上がり最速32秒5を記録
栗東・四位洋文厩舎が管理するサートゥルナーリア産駒の3歳牝馬。昨年の皐月賞馬で有馬記念も制したミュージアムマイルを兄に持つ期待馬だ。
キャリア3戦すべてでメンバー中2位以内の上がり3Fタイムを記録している末脚自慢で、2走前の新潟2歳Sでは「32秒5」という驚異的な数値を叩き出している。
骨折休養を経て5カ月ぶりの復帰戦となる点だけ未知数だが、能力さえ発揮することができれば好勝負可能な大器だ。
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