SPAIA競馬
トップ>ニュース>【京都金杯】3連単は21年連続万馬券の“お年玉” 3つのファクターで浮上する激走候補

【京都金杯】3連単は21年連続万馬券の“お年玉” 3つのファクターで浮上する激走候補

2026/01/02 06:00
逆瀬川龍之介
京都金杯(京都開催) 激走馬の共通点,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

西の金杯は波乱必至

西の開幕を告げる京都金杯は波乱必至だ。3連単は05年の発売開始以降、21回連続で万馬券。そのうち6桁配当が5回、7桁配当も1回あるので、大荒れも十分にあるレースだ。

そこで直近10回のうち、京都開催の6回において、単勝10倍以上で馬券に絡んだ8頭をチェック。共通項を見つけ出した上で、今年の激走候補をピックアップしたい。

■前走比で「斤量減」or「同斤量」
該当8頭の斤量を前走と比べると、軽くなっていた馬が3頭、同斤量だった馬が4頭で、増えていた馬はわずか1頭しかいなかった。

唯一、斤量増で馬券圏内に入った17年3着のフィエロにしても、僅かに0.5kg増。対照的に3kgの大幅減だった20年のボンセルヴィーソは14番人気で3着に激走しているので、穴候補は前走から斤量減の馬をターゲットとしたい。

■前走「3勝クラス勝利」or直近2走内「重賞もしくはOP3着内」
直近2回の該当馬(20年3着ボンセルヴィーソ、24年1着コレペティトール)はともに前走で3勝クラスを勝ったばかりだった。また、それ以外の6頭中5頭は、直近2走以内に重賞orオープンで3着以内に好走していた。

したがって人気薄といえども、ある程度は勢いのある馬を狙いたいところだ。

■「栗東所属」
これは伏兵に限った話ではなく、全体傾向として押さえておきたい重要なファクターだ。直近10回において、関東馬(美浦)は【3-2-2-31】の勝率7.9%、複勝率18.4%。関西馬(栗東)が【7-8-8-104】の勝率5.5%、複勝率18.1%だから、五分以上といえる結果を残している。

ただ、関東馬が馬券に絡んだのは全て中京開催時で、京都開催に限ると【0-0-0-20】と“全滅”しているのだ。中京と京都の輸送距離が関係しているのか、それとも他に理由があるのかは定かではないが、“京都開催の京都金杯で関東馬は消し”。

これまでの激走8頭もすべて栗東所属であり、好配プレゼンターは関西馬の中から探したい。

2走前には“銘柄級”相手に重賞2着

3つの関門を突破した登録馬は以下の5頭だった。

・ガイアメンテ
・シンフォーエバー
・ブエナオンダ
・ヤマニンサンパ
・ラケマーダ

その中で最も穴っぽいのはシンフォーエバーだ。ムラ駆けのタイプで、やや地味だが、前々走の中京記念では渋太く逃げ粘ってクビ差の2着。確かに展開利はあったが、エコロヴァルツやキープカルム、ウォーターリヒト、エルトンバローズといった銘柄級に先着した実績はキラリと光る。

Aコース開催の京都金杯では要注意の逃げ・先行馬であり、思い切りが良い団野大成騎手との初コンビも推し材料。高配の使者となることを期待したい。

そしてもう1頭、現時点では除外対象ながらガイアメンテも侮れない。登録23頭のうち、前走で3勝クラスを勝っての参戦はこの馬だけ。京都芝1600~1800mでは【2-1-1-0】と一度も馬券圏内を外したことがなく、出走が叶い、かつ人気がないようであれば積極的に狙いたい。

馬券は2頭の単勝、2頭からの馬連流しを本線に組み立てる。そしてオマケは3連複。2頭軸で手広く流し、お年玉ゲットといきたい。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

《関連記事》
【京都金杯】特別登録馬一覧
【京都金杯】西の金杯は2年ぶり京都開催 重賞健闘キープカルム、非重賞組はブエナオンダら注目
川田将雅が中距離で無双状態、武豊騎手は重賞で複回128% 現役最高の京都巧者を種牡馬、騎手ごとに徹底検証