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【有馬記念】天皇賞(秋)組ミュージアムマイルに勝率60%データ ジャパンC組は「ちょい負け」が狙い目

2025/12/28 09:00
SPAIA編集部
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「前走GⅠ・5着以内」が必須条件

28日に中山競馬場で開催される有馬記念(GⅠ・芝2500m)。史上初の牝馬による連覇に挑むレガレイラをはじめ、天皇賞(秋)2着のミュージアムマイル、昨年3着の雪辱に燃えるダノンデサイルなど、古馬中長距離路線の精鋭が覇を競う。

ここでは、近年のローテーションに見られる特徴を、過去10年のデータを使用しながら探っていく。


有馬記念、過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA


有馬記念は優勝賞金5億円を誇る国内最高峰の一戦。当然ながら前走GⅠ組が【9-10-10-98】と優勢で、2015年の勝ち馬ゴールドアクターを除く3着以内馬はすべてここから出ている。

さらに絞り込むと、前走5着以内馬は【9-7-8-41】。今回はこの条件を満たす以下5頭を、前走レース別に比較する。

・エキサイトバイオ 菊花賞3着
・ジャスティンパレス ジャパンC5着
・ダノンデサイル ジャパンC3着
・ミュージアムマイル 天皇賞(秋)2着
・レガレイラ エリザベス女王杯1着

菊花賞組は5着以内【2-1-2-8】複勝率38.5%と勝ち馬2頭を輩出。ただし直近5年では【0-1-0-6】で、昨年も1番人気アーバンシックが6着に敗れた。近年は菊花賞ではなく、秋古馬GⅠを選択する3歳上位勢が増えている点が影響してか、信頼度はやや低下している。

一方、古馬との対決を選んだミュージアムマイルの天皇賞(秋)組は5着以内【3-1-1-4】複勝率55.6%。直近5年に限れば【3-0-1-1】勝率60.0%と抜群で、21年エフフォーリア、22年イクイノックスがここから3歳で戴冠を果たした。

勝利を挙げた上記2頭と違い、ミュージアムマイルは2着だった点がカギだが、敗れた相手は同じ3歳馬で、次走ジャパンCでも2着に好走したマスカレードボール。同馬不在の今回は主役を担える存在だ。

ジャパンC組は5着以内【2-3-4-10】で複勝率47.4%。その中でも、「前走0.5秒以上」離されて敗れた馬は【1-1-3-3】と複勝率62.5%、複勝回収率171%を記録しており、3着内候補として妙味がある。中3週の詰まった間隔ゆえ、両レースで万全の仕上げが難しい点が影響していると考えられる。

該当するのがジャスティンパレスとダノンデサイル。特に後者はジャパンCが秋の始動戦で、昨年も秋2戦目の同レースで3着と着順を上げている。一度使われた上積みに期待できる。

最後にレガレイラのエリザベス女王杯組。過去10年で5着以内は【1-1-1-13】、複勝率18.8%とデータ上は他GⅠ組に比べ見劣る。ただし、その唯一の勝利は昨年のレガレイラ自身であり、一概に軽視できない存在でもある。

とはいえ、他の好走例2頭はいずれも「阪神開催時」のエリザベス女王杯組。京都開催時に限ると【1-0-0-9】で、本馬以外はすべて凡走している点は昨年同様に気がかりだ。昨年はデータを打ち破った形となったが、今年は斤量が2kg増える立場。その再現性が問われる一戦となる。

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